2008年11月06日
株価が倍になったら半分利食う?
株の世界には、株価が倍になれば半分利食いするという考え方があります。
実際、株価が倍になったら半分利食う人は多くいますし、株の本に書いているものまであります。
株価1000円で買った銘柄が2000円になったとして、その時に
2000株買っているとしたら、半分利食って1000株にしましょう。
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そうすれば、株価が下落してもマイナスには絶対になりません、
という考え方です。
なるほど確かに、利にかなった考え方のように思いますし、株で儲けを積み上げて利益をしっかりと受け取っていきたい人にとっては、容易に受け入れやすい考え方だと思います。
でもそれは私の投資からすると、残念ながら利にかなった考え方とは到底言えないです。
倍になったから利食うというのには、根拠を置くポイントが間違えているからです。
なぜ、2倍になった株が3倍にならないと言えるでしょうか?その根拠は?
4倍にはならないのですか?
たとえなるかもしれないけど、ならない可能性もあるのでリスキーですか?
しっかりと利益を積み上げていくのには、どこかで見切りをつけて、利食いしていかなければいけないので、そういう意味で、きっちりと利食いして行く事はとても大切です。マネジメントと言われる部分です。
ただ、そのマネジメント部分を“資金面”で調整しているだけでは不十分なんです。
なぜならそこには“市場動向”が全く考慮されていないからです。
株はFX投資や先物とは違って、上手くいけば株価10倍なんて話も十分ありえる世界です。
それを株価が倍になったからと言ってポジション半分に減らしていては、絶対にそんな大相場をとっていく事はできません。
自分で自分の投資に“リミット”をつけてしまっているからです。
株価が倍になったときに、まだまだその上昇が道半ばだという事を相場から確認する事ができれば、半分にするのではなく、逆に“買い増し”していかないといけません。
(もちろん適切な資金管理、損切りの下に)
上昇していく中で、自分のポジションをどんどん乗せていくのです。
なぜなら“トレンド(流れ)”は続くという性質があるからです。
相場から上昇トレンド(流れ)が終わり、下落または停滞する可能性を見ることができれば、その時に利食いを掛けていきます。
その時はたとえ株価が倍になっていなくても利食います。
株価が倍になったらポジションを減らすのではなく、相場の流れで上昇を続けているのであれば流れに乗って利益を伸ばします。
上昇が始まるときに、株を買って上昇が終わるときに売ります。
これが株を買うタイミングであり、株を売るタイミングです。
株価が倍になったというのは、自分の都合でしかなく相場の都合で
はありません。つまり株価が倍になったら売るというのは市場にとっては意味がない事なんです。根拠がない事になるんです。
定期的に利食いして利益を確定していく事は、資金マネジメントの観点で絶対に必要です。
ただもう一歩高めて“市場にとっても、自分の資金にとっても意味のあるマネジメント”をしていきましょう。
それができれば、損失が減り、利益が増えます。
そして一段上の投資が始まります。
松下誠
1967年生まれ。福岡県出身。富山医科薬科大学卒業後。製薬会社勤務をへながら、個人投資家として投資をはじめる。
開始から2年で個人資産1500万円を失うも、その後、株式、商品先物、FX投資などすべての投資で使える、相場周期に合わせた簡単な利益の上げ方を発見し、それから利益を上げ続ける。
2004年投資家として独立。
2006年10月から"感情コントロール法"や"価格変動予測法"などの手法を教える会員制投資プログラムを開始し、トータル6000人以上が参加し、現在も2500名以上の人が参加中。
土日を含む日刊で、投資家育成のメルマガを発行し、ブログですべて公開している。
株式相場、悲観論の中のチャンス映像はこちらから
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